クラウドERPの課題と改善策を考える 第三回「DXのビッグバン的導入と段階的な導入を考えてみる」

公開:2021.7.6
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このコラムでは引き続き中小企業の課題やクラウドERP導入による改善策や効果などを書いていく。今回もDXの話を書くが、現実的な導入方法について考えてみることにした。

表題にあるビッグバン的導入という言葉を聞いて懐かしく思う人もいると思う。私が某外資系ERP会社で働いていたときによく使っていた言葉である。言うまでもないことだが、会社の業務の多くはそれぞれ連携・連鎖していて、独立したり孤立した業務はあまりないはずだ。おおざっぱに書けば、例えば製造業の場合、製造して、在庫して、販売して、納品して、売上を計上していくような流れで作業が連鎖して進められていくようはことが多い。そう考えれば、それぞれの業務ごとにシステムが独立しているのもなんだか変な気がする。業務毎に連鎖しているのであれば、データの流れも連鎖して流れていくはずだ。つまりシステムが業務単位に独立するよりもデータ連携しやすい、統合型の業務システムであるERPのほうが現実に合ったシステム形態だと思うのだ。そう考えると、全てのERP導入も一斉に切り替えるビッグバン型の方がよさそうな気がするが、必ずしもビッグバン的な導入にはなっていない。お客さまの状況や諸事情によって、段階的に導入することも珍しくない。

さて、本題に入るが、DXの導入の話でも同じような結果になるような気がする。DXは本来的にはイノベーションがつきものなので、切り替える際も一斉に切り替えた方が良いような気がするのだが、ある程度規模がある企業だと、段階的に実現していく会社が多いような気がする。しかしながらデータ構造の設計だけは最初にやっておいた方が良いと個人的には考えている。

DXはデジタル化とイノベーションの両方を実現して初めてDXだと思うのだが、そのデジタル化は全社のデジタル基盤において、イノベーションを想定してデータ構造を最初に設計しなければならないと思っている。イノベーションを成功させるにはデータ分析が必須であり、あとからデータ分析をしたいと思ってもそのデータを蓄積していなければ、データ分析ができないからである。将来に実施するデータ分析を想定してデータ構造をあらかじめ決めておくなんて、なかなか厳しいことを言うようだが、ERPや業務システムでも導入時には必ずデータ構造を決めるはずだ。DXにおいては、分析を将来どうするかという要素を考えて、データ設計をするだけなので、実は難しいことを言っているわけではない。

さて、ここでこのコラムを書いた理由でもあるのだが、DXの推進を考えている方にお勧めしたいことがある。DXを推進する際に多くの企業がデジタル化とその後のイノベーションを進めることになると思うので、基幹システムの見直しも検討されるはずだ。そこで気が付いていただきたいのは、ERPがベストプラクティスの集合体であるということなのだ。

そしておそらく、このコラムを読まれている方は今、何らかの基幹システムや業務システムを利用していると思うのだが、そのシステムのリプレイスを検討するだけで、新しいベストプラクティスに触れられる可能性があると私は思っている。そして、そのベストプラクティスとは業務のやり方だけではなく、データ構造についても含まれているはずだ。特に、クラウドERPは極力カスタマイズを抑えて、サービスとしてERPを利用いただこうというコンセプトの上設計されているはずなので、大いに参考になるはずだ。

このコラムを掲載いただいている国産ERPの代表格の一つであるGRANDITの中堅中小企業向けクラウドERP「GRANDIT miraimil」はその傾向が強いのではないかと思っている。「GRANDIT miraimil」は国産ERPであるがゆえに、国内のお客さまを対象にERPサービスが設計されている。
現在、DXの推進を検討されているかたや、行き詰まりを感じている方は、是非、「GRANDIT miraimil」の話を聞いてみてほしい。そして現状のシステムと比較してどのように業務が改善されるかを確認してみてほしいと思う。「GRANDIT miraimil」に興味がある方は、まずは以下のページを見てみてほしい。そしてデモを見ながら実際のお話を聞いていただけると、次の一手のヒントになるのではないか。

クラウドERP「GRANDIT miraimil」体験コーナーはこちら:https://www.miraimil.jp/trial/

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