ECとは、「Electronic Commerce」の略で、日本語では電子商取引と呼びます。
単純にECと呼ばれる場合、ネット通販、ネットショップなどがこれに該当します。
表現は多種多様ですが、インターネット上で交わされる商取引のことをECと呼びます。
インターネットのネットワークを経由して、契約を結び、決済を交わすということです。
ECには企業と個人の取引であるBtoC、企業間取引のBtoBなどの形態があります。
【BtoC】
最近では物販系EC比率は10%を超えつつあり、Amazonや楽天市場など多数の店舗が集結して大規模なECサイトで買えないものは無いといわれています。
ここ数年のコロナ禍により、EC比率は更に上昇。特にアパレル業界などではインターネット上での専門サイトが続々と立ち上がり、生活家電、AV機器、PCなどについで20%を超える勢いで、今後もさらなる成長が予想されています。
【BtoB】
あまり知られていませんが、企業間取引(BtoB)におけるEC化率は、2020年ベースで33.5%、前年比1.8%増で企業間での電子商取引の市場規模は拡大傾向にあります。
増加の背景には「業務効率化や働き方改革」、「従来営業がプローチできなかった、地方や海外市場への販路拡大」などがあげられます。
そして、BtoC、BtoBに共通しているのは、購入者の購買行動の変容だといわれています。
多くの購入者が購入する商品(製品)をインスタグラムなどのSNSで認知し、インターネット上で検索、比較するといった購買モデルに変化していることで、最終的な購入が今後も拡大していくと考えられています。